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最後の夜は人生で最高の夜にして、
明日を忘れようってふたりで決めたの。
最初はうまくいってた。降霊術で盛り上
がって、屋根裏に上がって、ロニーが
持っていくふたりの写真を１枚選んで。

でも写真を見ていたら…これはみんな過
去のもので、新しい写真はもう増えない
んだって気づいたの。私は泣き始め…
ロニーが抱きしめてくれた。

“辛くても人生は続いていくの”と
ロニーが言うから、“ロニーのいない
人生なんて続けたくない”と言ったら、
ロニーも泣いてしまった。

私は疲れ切って、ロニーの腕の中で眠っ
た。そして朝目覚めたときには、ひとり
になっていたの。